響け私のリコーダー in 6年生を送る会
○小学校4年生の音楽の授業で先生が突然「リコーダーで作曲しなさい。」と宣言した。
○1週間後の音楽の授業で、1人1人作曲したものを披露したが、音楽の先生は首をかしげるばかり。ついに、ワイの出番がやってきた。
○ワイの適当な音色が音楽の先生の心を揺さぶり、昼休みに先生から個別に呼ばれた。
「あんた、良い曲だったじゃない。今度の6年生を送る会で前半合唱した後、後半はあなたが一人でリコーダーを吹きなさい」
○そして6年生を送る会当日、前半パートを4年生全員で歌い、後半パートはワイのリコーダーの独奏をみんなで見守るという奇妙な感じになってしまった。
○緊張した、ワイの音色は変声期の男子の叫びのようだったが、友人の母からは「感動した」というありがたいコメントをもらった。
○そして、ワイの人生はリコーダー一色に染まることになる。
つづく。