スーホの白い馬
①小学校2年生のころ、国語の時間で「スーホの白い馬」を題材にした授業がありました。
②あらすじを簡単に言うと、スーホが大切に育てていた白い馬を王様が強奪し、挙句の果てに殺してしまう。スーホは死んでしまった白い馬で馬頭琴という楽器をつくり、悲しげな音色が村に響いた・・・というお話です。
③この授業の後、モンゴルから馬頭琴の演奏をしにオジさんが小学校にやってきました。(本当は東京からなのかもしれませんが・・・)
④そしてこう言いました。
「私は2つの声をいっぺんに出せます。今から馬頭琴の音色に合わせて2つの声で歌います。」
⑤僕たちは馬頭琴の演奏より、2つの声がどうやって出せるのかが気になってしまいまいた。
⑥そして、馬頭琴の音色がうるさすぎて、2つの声が出せているかどうかが全く聞こえませんでした。
⑦僕たちはこの頃から、大人に不信感をもつようになったのです。
続く